アロハ～パピヨン犬ボクです。
階段を下りてくる音がしてチエが来た。
「ボクちゃん～何してるの？」
遊んでるの！
「あれ～昨日はコングで遊ぶの
嫌って言ってたのに～」
「あそぼ～」
えんりょ します・・・
「そんなこと言わずに～あそぼ～♪」
けっこうです！
「ボクちゃん もうコング飽きてるのかと思ったよ？」
ママが おもしろく してくれた！
「そうなの？」
「そうそう～コングにキャベツ入れたら
なかなか取れないみたいで 一生懸命になってるのよ」
ね～！ ママ頭いいね～
「ふーん 頭使うんだ？」
おりゃ～
とぉぉ～
えぃやあ～
「でも コング遊びというか・・・
プロレスにみえる。。。」
とどめの ジャンプ～
おはようございます～ママです。
びくびくパピヨン犬のボクにとっての
おさんぽ仲間は・・・
「ボクちゃ～ん」
なあに？
「ボクちゃんより 影さんの方が元気よさそうだね？」
ボクより 朝がすき なんじゃない？
そう・・ボクは朝が苦手なのです。。。
でも、こうして公園で居眠りできるくらい
ちょっとずつ・・・ボクのビクビクが良くなってるのかな？
「あ！この間 ボクちゃんに
あそぼ～って言ってたワンちゃんだよ？」
ん？ どの子？
「ほら あそこの お滑り台のとこにいるダックスちゃん」
うん うん
あの子は やさしそうだったよね～？
「そうそう ボクちゃんが怖がるといけないからって
遠くから見ててくれたんだよね～」
うん～・・・
ボクもさ ほんとうはあそびたいんだけど・・・
きゅうにだと・・・まだこわいんだ。。。
「すこしずつ ちょっとずつで いいのよ？」
震災後、PTSDが酷かった時は
お外に出るだけで ビクビク怯えていたボク。
お散歩も 人や車やワンちゃんの少ない時間帯に・・・
コッソリ～行ってたよね。
当時のこと思い出すと・・・
こうして お散歩タイムの公園にボクが来れたこと
ママは嬉しくて・・・胸がキュンとなります。
あれから3年が経つのね・・・
まだ犬見知りもひどく、誰とでもすぐにはお友達になれないけど・・・
公園やお散歩道で 声をかけてくれるワンちゃんや
お話できる犬友ちゃんも ちょっとできて嬉しいよね～♪
「あ～ボクちゃんの 大好きな子だよ～」
あ～ほんとうだ！ おはよう～
「今朝も キャバクラ ちゃんに会えてよかったね～」
え？！
ママ それたぶん・・キャバリア ちゃん！
チエに いっちゃおう～
「それは やめて・・・。
それと・・・影さん こわくなってるよ。。。？」
いつか いつの日か
一緒に並んで お散歩してくれる
お友達できると いいね～。
「ボクちゃん～」
ママ～なあに～？
「あのね。
ママとボクちゃんで ブログはじめたでしょ？」
うん うん！
たっちゃんやチエに おしえてもらって がんばってるよね～？
「そうそう。
それでね、もっとボクちゃんのこと知ってもらって、
お友達ができたら嬉しいな～って ママ思ったの！」
わ～お友達？
「そうそう。
それでね、お友達の村があるらしいのね、
そこに参加してみようかな～？って」
ボク～おともだち ほしい～。
ママに さんせい～！
「よかった！
じゃあ ボクちゃん ご挨拶しよ～」
え？ ボクが？？？
きんちょう しちゃうな。。。
「いつも通りで いいのよ？」
うん わかった！
あ～う～ ほんじつは せいてんなり・・・
「それマイクのテストだよ。。。？」
ママ だまってて～！
「はい はい・・・」
こんな ママとボクですが
ブログで おともだちできたら うれしいです！
どうぞ よろしくおねがいします。
ランキングに参加させていただくことになりました。
おはようございます ママです。
今は 朝の7時。
ボクはまだ夢の中・・寝坊すけパピヨンです。
ボクは あの時の地震ですっかりビクビク犬になり
犬一倍 警戒心が強くなってしまいました。
ビクビク度がひどかった時は
お散歩の時に すれちがう人や自転車はもちろん
風にのって聞こえてくる子供たちの笑い声にも ビクビク。。。
お散歩どころではありません。。。
お薬でボクの気持ちを落ち着かせる方法もあったのですが、
ボクの主治医であるサクラ先生（さくら並木にある病院なので）は、
できるだけ薬を使わずに治療する方針の先生。
ママもそれには大賛成だったので、
時間はかかるけども・・・少しずつすこしずつ
ボクと一緒に家族で頑張っていこうと思いました。
お外での音や雰囲気に慣れるよう
朝の早い時間 車や人通りの少ない駐車場や公園で遊んでました。
ちょっとずつ 人通りのある散歩道にしたり。
ワンちゃんの お散歩の時間帯に行くようにしたり。
ひとつ ひとつ 時間がかかりましたが・・・
今では公園で子供たちの遊ぶ姿を楽しそうに眺めるボクがいます。
顔見知りのワンちゃんにはビクビクしなかったり
相性の良い子とは楽しそうに ご挨拶しているボクがいます。
そして いよいよ・・・
「ボクちゃん～ この道まっすぐ行くとね」
ん？？
「ドックランがあるんだけど 行ってみる？」
ドッグラン？
おいしいもの？
「ワンちゃんたちが自由に遊んでいいとこだから
ボクも いっぱい～よ～いドン！（かけっこ） できるよ！」
よ～いドン！
楽しそう～
ドックランに着くと まだ誰もいません。
まず場所に慣れるには良いタイミングです。
ボクは しばらくは
私のそばを離れようとしませんでしたので、
一緒に敷地内を歩いてました。
徐々に馴れてきたころ
私の手から す～っとリードが離れました。
でもボクは それにまだ気づいてないようです。
振り向き 私が離れたところにいるのに気づくと・・・
あれ？！
「大丈夫だよ～ ママ ここでちゃんと見てるから
ボクちゃん 好きなように遊んでいいよ～」
うん！ わかった！
それからは 私の方を振り返ることもなく
クンクン フンフン
たくさんの～お友達の臭いに興味津々です！
ボクにとっては刺激が一杯なのでしょうね
「あ！ コラコラ！ シ～はしちゃダメよ～」
はあ～い
あ！
ボクが何かをみつけたようです
これ なあに？ なあに？
「コラコラ！ それはボクのじゃないから ダメダメ～」
そうなの？
「そうそう！
ママのとこ おいで～」
ママ～
楽しそうに 駆け回るボクを見ていると・・・
ママ 嬉しいで胸が一杯になっちゃった。。。
ボクの ドックラン最初の一歩～の日のことでした。
あろは～パピヨン犬 ボクです。
アロハは ハワイの ことばなんだって。
ママが教えてくれたよ。
ボクの家族はハワイが大好きで
行くと1ヶ月くらいは帰ってこないの。
だからその間 ボクはトレーナーさん家の子になります。
ちょっとさみしいけど・・・
トレーナーさんは優しいし。
ボクの家族が皆すっごく嬉しそうだから
ボクもうれしい気持ちになっちゃうんだ。
それにね 南の島の美味しいオヤツや素敵な洋服や
面白いオモチャを買ってきてくれるの。
ボクって単純なのかな？
ん？ チエがくる予感・・・
「ボクちゃん～」
ぴんぽん！あたり～
「写真とらせて～」
おーけー いいよ！
どう？
「ポーズして～」
じゃあ こうだね？
「う～ん・・・」
いまの じしん あったのに・・・
「あ！ そうだ～」
なに？なに？
「だるまさんが～ころんだ！」
おぉぉ・・・ピタッ！
「さすが～！ママとの だるまさん遊びにすぐ反応するね～」
なるほど・・・
それからチエは お散歩に行くと
ボクのフイをついて
「だるまさんが～ころんだ！」
を言うので・・・
ピタッ！
と反応しちゃうの。。。
ボクって単純なんだ。。。
