お兄ちゃんパピヨン犬

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おひさしぶりです。
ブログをお休みすることになって
3ヶ月と少し・・・

あの日から
ボクのブログを開くことは
一度もありませんでした。
(コメントをいただいていた
皆さんありがとうございます!
今日拝見して嬉しかったです。
ゆっくりになりますが
お返事させて頂きたいと思います)

お友達ブログやパピヨン村の
みんなのブログを
見ることもありませんでした。

本当は皆さんや
ワンちゃん達に会いたくて・・・
お喋りしたくて・・・
でも・・・

でも今は頑張ろう!
頑張ったご褒美として
いつかまた・・
みんなに会いに行こう!

そう思い、ワンワンブログは
心のなかで封印しました。


そう言えば、ママが
ボクのミッション!とか
家族の挑戦!とか

ちんぷんかんぷんなこと言い出して
みんなの頭を???
にさせてしまったと思います。

あの日から今日までのこと
お話したいと思います。

すこ~し時間を戻しますね。
 
座布団に座り正面を見るパピヨン
すっかりご無沙汰ごめんなさい!


去年の12月、皆さんにチョコっと
お休み宣言をした2日後に
ボク家族はある思いを胸に
大好きなハワイへ旅立ちました。

生まれつき難病で、その後も
さらに病気になってしまったチエ。
4年前に治療をしましたが
副作用が酷く止むを得ず中止。

それからは出来る治療もなく
ただ月日だけが流れました。

去年の夏・・・
病気が静かにでも確実に
進行していることが分かり
家族で悲しみ悩みました。

そんな時、ママや私が励まされたのは
皆さんのブログや
ボクブログへの温かな応援でした。

ボクのびくびく病と向き合うため
ボクとママとチエで始めた
ブログをキッカケに
素敵なご縁に恵まれました。

元気をいただいた私たちは
ブログを始めた時のように
今度は病気に負けないことの
一歩として
ホノルルマラソンへの出場を
心に決めたのです。
みんなから頂いた
暖かい言葉を胸に・・・


幸せ願ってしたことは
きっと報われる

マラソン当日
スタート時点の天候は暴風雨
大丈夫かな?と思いながら一歩一歩

雨風でグシャグシャになりながら
一歩一歩進んでいくうちに

「楽しめればいいか~♪」
という気持ちになりました

一瞬一瞬を大切に
肩肘張らずに
笑顔で笑っていきましょ♪


ゴールまでは長いです
でも一歩踏み出せば
次の一歩が踏み出せます

だから楽しんで
一歩を踏み出せばいい!

人生も同じ
今日、今を楽しめば良い!

そう思い歩く私の足元を
タッタッ♪タッタッ♪
軽快に歩くボクが
ニッコリ笑顔で見上げてるような
気がしました。
 

曇り空に現れた虹
マラソンの途中
雲の晴れ間から現れた虹を発見!



実はボクも
ハワイの大地を猛ダッシュ!
できたらカッコ良かったのだろうけど
残念ながらその夢は却下されました(^-^;

ということで、その頃ボクは・・
トリマーさん宅でお留守番。

「ボク良い子でお留守番しててね!」
ママからボクへのミッションを忠実に守りながら(^.^)


そして年が明け・・・
ようやく承認された新薬の
治療を始めたチエは
現在も治療中ですが
ボクに癒されながら頑張ってます。


お留守番が多くなったボクだけど
お利口さんに待っています。
どんなに遅くなっても
尻尾がちぎれそうなくらいフリフリ♪
満面の笑顔?で迎えてくれます。

どんな時もぶれずに
ひたすら慕ってくれる大切な存在
 

2重の虹


今日はお兄ちゃんパピヨンが
命のバトンをボクに託した日です

なくして初めて気づくこと
だから毎日が大事

虹の橋のあの子が
教えてくれたことです

泣いてばかりいた私に
虹の橋のあの子からの贈り物

私たちの大切な宝物たち

命の力に
今日も潤される

あれから6年が経ち
今日ボクは6才になりました




向かい風も
まっすぐ遊歩道にたたずむパピヨン
振り返れば・・
遊歩道で振り返るパピヨン
追い風!
 



あっ・・・

木の実がついてるパピヨンの足
虹の橋からの贈り物みっけた!



貴重なお時間長々と
お付き合いいただきありがとうございます。


ゆっくり~になりますが
またお会いできる日を楽しみに
頑張ります(^-^)

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昨日は久々に穏やかな天気で

ボクと一緒にベッドの上でゴロゴロ~

日向ぼっこしてました

ママの亜火元で寝るパピヨンボク

ボクの好きな音楽はなぁに?

ボクの好きなのはね
ママのトクントクン♪

ママのトクントクン?

うん・・・

ママに抱っこされて・・・
ギュ~ってされると
ママのトクントクンが聞こえて
なんだかフワフワ~として安心するの

そうなんだ~

ママもボクをギュ~っとすると
ボクのトクントクンが聞こえて
温かい~優しい気持ちになれるのよ

ほんと~?良かった

お兄ちゃんも
ママのトクントクン聞きに来てたよ

え?

ピンクの羊さんのとこ
ぴとってママにくついってたよ

羊の抱き枕

ピンクの羊は私の抱き枕

少しでも・・・

ほんの少しの時間でも

お兄ちゃんパピヨンと一緒にいたかった私は

病気になり、ほとんど動けなくなったとき

ぼくちゃんを抱いたまま寝ていました

 

ぼくちゃんを抱きかかえ横になると

ちょうど抱き枕を抱えてる感じ

不安で不安で寝ることなんて出来なかったけど

あの子から聞こえる細い寝息

弱い鼓動が切なかったけど

あの子から伝わってくるぬくもりを

少しでも長く感じていたかったのです

 

ぼくちゃんがいなくなってしまって

両手で包み込む腕の中に出来た空間が・・・

抱きしめたくても

抱きしめられない思いで一杯になりました

 

そんな時

長女が買ってくれたのが

羊の抱き枕

ピンクの羊

ぼくちゃんだと思って抱いて横になる

溢れてくる想いと思い出で

抱くというより、しがみついて

わんわん泣きました

それまで堪えてたものが一気に押し寄せ・・・

家中に私の泣き声は響いていたはずなのに

家族は何も言わずそっとしておいてくれました

だから子供のようにわんわん泣くことができました

 パピヨンボク

そうか・・・
お兄ちゃん
ときどきママのとこでネンネしてるんだ?

うん・・・
お兄ちゃんのお友達もそうみたいだよ
ママやパパの寝相の話で盛り上がるって~

あ!

ん?

パピヨンボク

ボクが言ったの内緒ね~

ボクがママに教えてあげようとすると
お兄ちゃんが 「しーっ」って・・・するから

うん 約束ね^^

 

 

こうしてお兄ちゃんのこと話せるようになったのも

胸の中にポッカリ出来た空間を

ボクが埋めてくれたからです

 

ボクとお兄ちゃんの話をした時は

いつもよりボクをいっぱい~ギュッします

お兄ちゃんのことも変わらず大事だけど

今、目の前にいるボクはボクであって

やはりかけがえのない存在だから(^-^)

 

トクン トクン トクン・・・

ボクとママの鼓動が重なります

 

 

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昨夜は夢をみました
夢の内容は覚えていません
でも、とても楽しい夢でした
温もりを感じる、あったか~い夢でした(^-^)

不思議なこともあるな~
と思えた方が幸せな時もあります。
なので単純な私はそう思うようにしています^^

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冷たい雨があがり

今日はとってもよい天気

カーテンを開けると

部屋が優しい日差しで包まれる

「気持ちいい朝ね~」

そう思ってるママの目の前を

通り過ぎようとした

ボクの足が止まった・・

立ち止まり一転を見つめるパピヨンボク

その表情はなんか嬉しそう♪

でもボクの視線の先には

閉まってるドアがあるだけ・・・

 

「ボク~どうしたの?」

そう声をかけると

これまた何とも言えない

良いお顔で振り向くボク

優しい笑顔のパピヨンボク

 

ママには見えないけど

とっても素敵なことを発見したのかな?

 

そう言えば今日は

お兄ちゃんパピヨンの月命日

ぼくちゃん

そこにいるの・・・?

お兄ちゃんパピヨンの遺骨

おかえりなさい(^.^)

 

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いつもポチっとありがとうございます♪

私もボクみたいに感じたいな
私もボクみたいに見れたらな
できることなら触れたいな
この手で抱きしめたいな・・・

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ボクちゃんと夕方のお散歩していると

目の前にひこうき雲・・・

この時間に見るのは珍しいな

「ボクちゃんひこうき雲って歌知ってる?
小さい子が天国に行く歌なんだけどね・・・」

ここで言葉がつまる私を

ボクが不思議そうに見上げてる

「ごめんね、しばらくこうしてていいかな?」

うんいいよ~ママ

パピヨンボクの後姿

ジブリの映画の
風たちぬの主題歌「ひこうき雲」

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲

お兄ちゃんパピヨンは

ガンが再発して最後の数ヶ月は

ほとんど寝たきりでした

ママの部屋の

一番日当たりの良い場所が

ぼくちゃんのベッドの定位置

大きな窓からは

いつもお空が見えたよね?

真っ白になったぼくちゃんの

お目々だったけど

きれいな青空や

美味しそうな形の雲

雨のあとの虹・・・

そのお目々に映らなくても

感じていたよね?

 

もう一度思いっきり

食べさせてあげたい

もう一度思いっきり

草むらをクンクン

させてあげたい

もう一度思いっきり

走らせてあげたい

 

そんな想いを胸に

毎日通った病院へのみち

「今年も一緒に桜をみようね」

ママの腕の中で寝ている

ぼくちゃんのお耳がピクリした

ママの想いが

届きますように・・・

見上げた空に ひこうき雲

 

そして

ようやく桜が蕾になった頃

空まで続く長い長い白い坂を

あなたは静かに舞い上がった

虹の橋へと旅立ってしまった

 

もう少し・・・

あと一週間で咲いたのに

それからしばらくは

ひこうき雲を見るたびに

切なくなって

ひこうき雲の歌が流れるだけで

涙がちょちょ切れて・・・

 

でも今は

少しずつ・・・ゆっくり~

お兄ちゃんとの思いでを

振り返る事ができます

ひこおうき雲

空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命はひこうき雲

病気で身体が不自由に

なってしまったあの子が

ベッドから毎日見ていた

大空への想い

病気から解放されて

ようやく自由になったのよね

 

「ママ ぼくはもう大丈夫だよ
ホラ~こんなふうに
空を自由にかけれるんだよ
だから ママ安心してね 」

 

あの子がひこうき雲になって

会いにきてくれた

 

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おはようございます~ママです。

この時間(7時30分)
まだボクは夢の中です。
本当に寝るの大好きなパピヨン犬ですね。

ボクの寝顔を見ながら
5年前の お見合いの日のこと
思い出していました。

83

あの日 お約束してたのは14時。

でも私もチエも なんだかやけに早起きでしたね。
というか 眠れなかったのです。

ワンちゃんに会うドキドキ!
わくわく~と・・・
お兄ちゃん犬に対する申し訳なさ・・・
電話を頂きOKしたものの
気持ちはグルグル。。。

もう少し もう少し待てば・・・
あの子が本当に生まれ変り 再会できるかもしれない?

そんな気持ちが複雑にからみあってしまって・・・。

こんな状態で お見合いをしていいのだろうか?
そう思えてしまって。

なので私たちは話し合い、
お約束より1時間早くお店に行きました。

「あら?」
時間よりかなり早く着いた私たちに気づき
店員さんが 不思議そうに近づいてきます。

どこまで今の私たちの複雑な心境を
お伝えできるか 分りませんでしたが・・・
この2日の正直な気持ちを打ち明けました。

「私達は子犬をというより、
ぼくちゃん(亡くなってしまった子)を求めてるのかもしれません。
もう ぼくちゃんはいないのに・・・。

でも パピヨンちゃんのお顔をみたり、抱っこしたら、
うちの子にしたくなると思います。
そんな中途半端な気持ちで迎え入れていいのか・・・」

そう お話すると
「お見合いは、実際に会って触れていただき、
フィーリングや相性を感じていただくものなので
この子だ!と感じる子が現れた時に、
ご家族になっていただければと思いますが?」

「でも・・・今は一度抱きしめた子を手放す悲しみを
心と体が覚えてしまってるので・・・
この子じゃないと感じ、連れ帰れないのが罪なようで。。。
勝手なことを言ってごめんなさい」

すると ショップのお姉さんは
「ワンちゃんを本当に大事に思っていただいて嬉しいです。
きっといつか ご縁のある子が現れます!」
と言ってくださり、

「よかったら、あとで写真だけでも見てあげてください。
見せて頂いた 幼い頃のぼくちゃんに本当に似ているので」
と、封筒をいただきました。

ショップを入るときも出るときも
目を伏せワンちゃん達を見ないようにしていたので、
その子がそこにいたのかは・・・不明です。

ランチで入ったお店。
食事も終わりに近づいた時

「これで良かったのよね?」
私がチエに言う。

「そうね」
チエはそう答えると、

「写真みてみようかな?」
そう言いながら、テーブルの上に置かれている封筒に手を伸ばす。

「見てみたら?どれだけ ぼくちゃんに似てるのかしらね?」

「うんうん 写真だけならいいよね~」
そう言い封筒を開き、中に入っている写真とブリーダーさんからの書類に
目を通したチエの顔がハッとし私を見る。

「どうしたの?」

「あの子 本当に約束守ったのかも?」

チエが何を言っているのかサッパリ分からず
チエから写真と書類を受け取り見てみる。

「そんなことあるの?」

書類の生年月日らんに記されていた日付は
2009年3月27日
ぼくちゃんが虹の橋へと旅立った日でした。

私達は、もちろんショップの方に、
ぼくちゃんが亡くなったことは お話していたけども・・・
具体的に3月27日に亡くなったことは一度も話していませんでした。

チエが携帯に保管していた
ぼくちゃんの幼い頃からの写真を見ていただき、
思い出話を聞いてくださり、

「似ているワンちゃんがいたら ご連絡しましょうか?」
と言ってくださったので、
とりあえず電話番号を残してきたのでした。

私とチエの目が合い、
「行こう!」 どちらからともなく言葉にしていました。

私達が ものすごい形相で戻ってきたので
ショップのお姉さんは さぞかしビックリしたことでしょう。。。

「まだ あの子いますか?」

「はい もうすぐ お迎えが来ますので、あちらの部屋にいますが・・・」

今日のお見合いの日のため、
昨夜からショップにきていた子パピちゃんは、
キャリーの中でお迎えを待っていました。

「会わせてくだい!」

お姉さんは分けがわからずながら
子犬を連れてきてくれました。

「合図は舌チョロだったはずなのに~
こんな合図だとは思いもしなかったよ!」
チエが言いながら子パピちゃんを抱き上げます。

そう お兄ちゃんの意識が遠のく中
チエがずっと耳元で話しかけていた会話が蘇ります。

「また うちの子に産まれてくるんだよ。
ぼくちゃんだって分るように 舌チョロしてるんだよ!」

当時、舌がペコちゃんのようにチョロっと出てるのが
ぼくちゃんのチャームポイントの一つ。

画像 372

 

舌チョロできなかったら どうしよう?って・・・
だから わかりやすいように 同じ日にしたのになぁ。
ママとチエに見のがされそうで あせったんだからね~

ぼくちゃんの声が聞こえた気がします。

 

そんなことは ないのかもしれないけど・・・
ボクと家族にとっては 運命なのだと信じたい気持ちです。

 

 

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