Monthly Archives: 5月 2014

2 Comments

こんにちは~ママです。
今日5月25日は パピヨン犬ボクが
我が家に来た 記念すべき日です。

運命の出会いがあり
我が家の家族になったボク。

「このまま 一緒にお帰りになりますか?」
と、お姉さんに聞かれ ハッとする。

こうなるとは思わなかったので
まだ何も準備していない。。。

「出来れば 少しでも ちゃんとお出迎えしてあげたい。
それに・・・ぼくちゃんに ちゃんと報告してからよね」
そう思ったので、翌日お迎えに来ることにしました。

画像 360

「ママばいばい~」
お姉さんに抱っこされ 私たちを見送る姿にキュん。
後ろ髪引かれるとは このことですね。。。

家に着き たっちゃんに報告。
私の病気を心配してくれていた たっちゃんも
「よかったですね」と笑顔で言ってくれました。

家族皆で近くのホームセンターへ行き
子パピちゃんのお買い物。
久々に3人が ずっと笑顔だったね。

797

「ぼくちゃん・・・
もう一度 育てさせてね」

ぼくちゃんの顔が
フワ~っと柔らかな表情になった気がしました。

 昨夜に続き 眠れない夜・・・
でも今夜の眠れないは 興奮して眠れない状態。

当日 チエと共に迎えに向かった時の気持ちは
何年経っても忘れない・・・
「ありがとう」で一杯の気持ち。

 

「おかえりなさい」

画像 362

ぼくちゃんから たくさんの幸せをもらったの
だから・・・
あなたを たくさんの愛情で育てさせてね

画像 356画像 373

画像 374画像 370

にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村

おはようございます~ママです。

この時間(7時30分)
まだボクは夢の中です。
本当に寝るの大好きなパピヨン犬ですね。

ボクの寝顔を見ながら
5年前の お見合いの日のこと
思い出していました。

83

あの日 お約束してたのは14時。

でも私もチエも なんだかやけに早起きでしたね。
というか 眠れなかったのです。

ワンちゃんに会うドキドキ!
わくわく~と・・・
お兄ちゃん犬に対する申し訳なさ・・・
電話を頂きOKしたものの
気持ちはグルグル。。。

もう少し もう少し待てば・・・
あの子が本当に生まれ変り 再会できるかもしれない?

そんな気持ちが複雑にからみあってしまって・・・。

こんな状態で お見合いをしていいのだろうか?
そう思えてしまって。

なので私たちは話し合い、
お約束より1時間早くお店に行きました。

「あら?」
時間よりかなり早く着いた私たちに気づき
店員さんが 不思議そうに近づいてきます。

どこまで今の私たちの複雑な心境を
お伝えできるか 分りませんでしたが・・・
この2日の正直な気持ちを打ち明けました。

「私達は子犬をというより、
ぼくちゃん(亡くなってしまった子)を求めてるのかもしれません。
もう ぼくちゃんはいないのに・・・。

でも パピヨンちゃんのお顔をみたり、抱っこしたら、
うちの子にしたくなると思います。
そんな中途半端な気持ちで迎え入れていいのか・・・」

そう お話すると
「お見合いは、実際に会って触れていただき、
フィーリングや相性を感じていただくものなので
この子だ!と感じる子が現れた時に、
ご家族になっていただければと思いますが?」

「でも・・・今は一度抱きしめた子を手放す悲しみを
心と体が覚えてしまってるので・・・
この子じゃないと感じ、連れ帰れないのが罪なようで。。。
勝手なことを言ってごめんなさい」

すると ショップのお姉さんは
「ワンちゃんを本当に大事に思っていただいて嬉しいです。
きっといつか ご縁のある子が現れます!」
と言ってくださり、

「よかったら、あとで写真だけでも見てあげてください。
見せて頂いた 幼い頃のぼくちゃんに本当に似ているので」
と、封筒をいただきました。

ショップを入るときも出るときも
目を伏せワンちゃん達を見ないようにしていたので、
その子がそこにいたのかは・・・不明です。

ランチで入ったお店。
食事も終わりに近づいた時

「これで良かったのよね?」
私がチエに言う。

「そうね」
チエはそう答えると、

「写真みてみようかな?」
そう言いながら、テーブルの上に置かれている封筒に手を伸ばす。

「見てみたら?どれだけ ぼくちゃんに似てるのかしらね?」

「うんうん 写真だけならいいよね~」
そう言い封筒を開き、中に入っている写真とブリーダーさんからの書類に
目を通したチエの顔がハッとし私を見る。

「どうしたの?」

「あの子 本当に約束守ったのかも?」

チエが何を言っているのかサッパリ分からず
チエから写真と書類を受け取り見てみる。

「そんなことあるの?」

書類の生年月日らんに記されていた日付は
2009年3月27日
ぼくちゃんが虹の橋へと旅立った日でした。

私達は、もちろんショップの方に、
ぼくちゃんが亡くなったことは お話していたけども・・・
具体的に3月27日に亡くなったことは一度も話していませんでした。

チエが携帯に保管していた
ぼくちゃんの幼い頃からの写真を見ていただき、
思い出話を聞いてくださり、

「似ているワンちゃんがいたら ご連絡しましょうか?」
と言ってくださったので、
とりあえず電話番号を残してきたのでした。

私とチエの目が合い、
「行こう!」 どちらからともなく言葉にしていました。

私達が ものすごい形相で戻ってきたので
ショップのお姉さんは さぞかしビックリしたことでしょう。。。

「まだ あの子いますか?」

「はい もうすぐ お迎えが来ますので、あちらの部屋にいますが・・・」

今日のお見合いの日のため、
昨夜からショップにきていた子パピちゃんは、
キャリーの中でお迎えを待っていました。

「会わせてくだい!」

お姉さんは分けがわからずながら
子犬を連れてきてくれました。

「合図は舌チョロだったはずなのに~
こんな合図だとは思いもしなかったよ!」
チエが言いながら子パピちゃんを抱き上げます。

そう お兄ちゃんの意識が遠のく中
チエがずっと耳元で話しかけていた会話が蘇ります。

「また うちの子に産まれてくるんだよ。
ぼくちゃんだって分るように 舌チョロしてるんだよ!」

当時、舌がペコちゃんのようにチョロっと出てるのが
ぼくちゃんのチャームポイントの一つ。

画像 372

 

舌チョロできなかったら どうしよう?って・・・
だから わかりやすいように 同じ日にしたのになぁ。
ママとチエに見のがされそうで あせったんだからね~

ぼくちゃんの声が聞こえた気がします。

 

そんなことは ないのかもしれないけど・・・
ボクと家族にとっては 運命なのだと信じたい気持ちです。

 

 

にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村

2 Comments

こんばんは~ボクです。
夕方、美容院から帰ってきました。

 

ただいま~!

「おかえりなさい~。
わ~スッキリしたね~!」

ママが玄関で
お出迎え してくれました。

 

「ボク 帰ったの?
どれ?どれ~?」

チエが2階から降りてきてボクを見ると・・・

「わ~! ボクやせた?
なんか さいきん まんまるパピヨン犬~だったのに・・・」

6

 

あれは 肉ではなく毛です!
数時間でやせるわけないでしょ。。。?

7551

 

 

「劇的!ビフォーアフターにでれそう!」

だから ちがうのに。。。

「でもさ~私のイラスト通りね!」

「うん うん! 
美容院のお姉さんも イラストあるとイメージしやすいから助かるって!」

「本当? ボクよかったね~」

そう・・・なのかな?

「ほら~ソックリだよ!」

9796

 

微妙。。。

にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村

こんにちは~ママです。

昨日ふと気づくと・・・
ボクの予防接種をしてから10日が経っています。

「あ! ボク~ちょっとおいで~」

なあに?

697

 

「ちょっと 座って!」

こう?

755

 

「じゃあ 次は 下向いて!」

こんな?

756

 

「うしろ 向いて!」

はあ~い

688

 

「やっぱり のびのび~だよね?
ママねウッカリしてて 美容院の予約入れるの忘れてたの~」

ママ!
いま それかくにんしたの?

「うん・・・もしかして まだ大丈夫かな~?
と思って・・・」

ちょっとまえから ボクもうボウボウ!
あつい~!

757

 

「はい・・・すぐに美容院予約いれるね~。
それと! チエに絵を描いてもらわなきゃね!」

こんなふうにしてくださ~い!ってやつ?

「そうそう!」

チエの絵って・・・

「うん うん」

パピヨン犬じゃなくなってる。。。

「あ~ たしかにね・・・」

796

 

にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村

写真

あの日から・・・
ぼくちゃん(お兄ちゃんパピヨン犬)が虹の橋に旅立ってから、
家族の心の中に ぽっかり大きな穴が あいてしまいました。

とりわけ ママの心の穴は大きくて。。。
たっちゃんやチエが慰めてくれても、
どんどん どんどん ママの心は寂しいで一杯になり、
ぼくちゃんのことを考える毎日。

ご飯を食べようとすると、
ぼくちゃんが膝に頭をのせ ジーっと待ってる姿が浮かぶ。

病気になってからは ぼくちゃんが少しでも不安がらないよう、
からだ全部で包み込み 眠った日々。

旅立ってしまってから 抱え込む腕の中に出来た空間が・・・
抱きしめたくても 抱きしめられない思いで 一杯になる。

ペットレス症候群。
あの時 ママを診てくれた先生から告げられた病名。

お薬を処方してもらっても・・・
ご飯は喉を通らず、眠れない夜を迎えるのが辛かった。

そんなママに先生は言った。
「もう一度ワンちゃんを飼ってはいかがですか?」

でも、虹の橋に旅立った ぼくちゃんの事を考えると
裏切ってしまうようで・・・
悲しませてしまうようで・・・

それに、「もう こんなに悲しい思いはしたくない」
という気持ちがあった。

気持ちが落ちつかない日々が続き、
チエのパパの眠るお墓を訪ねては
ぼくちゃんの思い出話を聞いてもらっていた。

お墓の最寄り駅にはペットショップがあった。
よく ワンちゃん達に会いに行ったね。
ぼくちゃんに お土産買ったよね。

でも、ぼくちゃんが旅立ってしまってからは
可愛いワンちゃん達を見ると より辛くなってしまう気がして、
すっかり足が遠のいていた。

そんなある日 いつもの帰り道、
チエが急に言ったのよね?

「ワンちゃんに会いに行かない?」

「え?」 とまどう私に

「私が最後に ぼくちゃんに言った言葉 おぼえてる?
もう一度 うちの子に産まれておいで!って約束したの」

そうチエは、
私の腕の中で徐々に意識が遠のいていく ぼくちゃんの耳元で
何度も 何度も言ってたね。

「ぼくちゃん ありがとう!
よく頑張ったね! でも・・・もう楽になっていいんだよ。
そのかわり また うちの子として産まれてくるんだよ!」

そう繰り返し 繰り返し 話しかけてたね。

「ねえ~ママ。
もし 我が家にまた 天使が来るとしたら・・・
それは 私たちが選ぶというより運命なんじゃない?」
チエが空を見上げ言った。

「運命の出会いがあるのか ないのか・・・
それが いつなのか・・
それは 今は全くわからない。
だから 今は考えすぎずに 自然でいることが大事かも?」

チエに言われて 何かがフワ~っと溶けだした気がした。

「ワンちゃん達に 久々に会いたいね・・・」
私は そう答えていた。

お店の入り口で一瞬、緊張が走る。
でも開いたドアの先には・・・

あどけない顔やしぐさの子犬や子猫ちゃんが迎えてくれた。
温かい気持ちで心が満たされ 癒される。

「あ!パピヨンちゃんだ!」

画像 364

チエの言葉の先に視線を動かすと、
そこには可愛らしいパピヨンちゃんが チョコンと座っていた。

家族が決まりました!
パピヨンちゃんのケージに貼られた紙を見て

「良かったね~幸せになるんだよ!」と
チエが笑顔で話しかける。

その様子を見て 店員さんが話しかけてくださり、
ぼくちゃんのことを、優しく とても丁寧に聞いてくださった。

ワンちゃん達の お顔を見ていて
ぼくちゃんを思い出し、悲しく感じるより・・・
お店を出た私達は、久々に優しい気持ちで包まれていた。

それから1週間後に電話が鳴った。

「ぼくちゃんに似ている子がいるので
明後日5月24日に、お見合いしませんか?」

ぼくちゃんの写メをみていた店員さんが
系列店にいる子をみて、似ているのにビックリして
連絡をして下さったとのこと。

「どうしようか?」
ママがチエに聞いた。

「会うだけ会ってみようか?」
チエが答えた。

その後すぐ ボクのいるお店の電話がなった。
その時のボクの様子を綴っています。

5年前の5月22日の できごとでした。

にほんブログ村 犬ブログ パピヨンへ
にほんブログ村