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アロハ~パピヨン犬 ボクです。

ボクには親友がいます。
まだ 一度も会ったことがないけど・・・
親友がいます。

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名前はユーカラちゃん。
愛称 ユーちゃん。

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北の大地に住む 美猫さん。

ユーちゃんのご主人さまとチエが大の仲良し。
そのご縁でボクたちは出逢えました。

お互いに ご主人のスマホを ちょい拝借して・・・
こっそり~メールでお話ししてるの。
かれこれ5年のメールでの おしゃべり。

ボクがびくびく病になってからは
ユーちゃんには心配ばかりかけてる。。。

そんなボクを勇気づけるために
いつもね 北の大地の素敵な風景を見せてくれるんだ。

だから ボクにとってユーちゃんは
いつも傍にいてくれる 心強いお友達なの。

とお~く 遠く離れてても・・・
ボクの気持ちに ピタっと寄添ってくれる
お友達・・・

 

主将でもあるニャ~?

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ハッ!
さすが 主将!

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心の広さだけでなく
じゃんけんでも ボクは勝てません。。。

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ハゲめ!ニャ~

サマーカットにしたけど・・・
ハゲではないよ ボク。。。

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何を言ってるニャ~
励め にゃん! 

あ~あ なるほど・・・
これは めんぼくない。。。

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八重桜も見ごろを過ぎ
北の大地は ますます 気持ちよい季節だね~
ユーちゃん たっぷり楽しんでね♪

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また 素敵な風景 みせてね。

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遊びに来ていただき ありがとうございます~。
ボクのママです。

カットして スッキリしたボク。
でも そうなると ちょい目立つのが
首と胴の長さ。。。
パピヨン犬にしては ちょっと・・・?

ボク

ママ~それ ちょっと ヒドイ!

「ごめん ごめん~。
ちょっと ちょっとだけね・・・長いのは・・・」

ん?!

「えっと~・・・そうだ!」

なあに?

「たっちゃんが 選んでくれたお洋服着てみよう~」

あの ミッキーさんの?

「そうそう!
明日お洋服着て 公園で写真とって
たっちゃんに みせよう~」

うん いいね!

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次の日・・・

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「ボク~ こっち向いて~」

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「もっと 笑って~」

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「ん・・・?」

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「こら こら・・・
アクビじゃなくて・・・笑って。。。」

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えへっ つい ・・・
朝よわいんだよ。。。ボク

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ボクは否定してたけど
お洋服は やっぱりDSでちょうど いいみたいね!

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アロハ~パピヨン犬 ボクです。

今日は風が強いので おうちでマッタリ~していると・・・
チエが来た!

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「ねぇねぇ~ボク!」

なあに?

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「今ね ボクの小さい時の写真を 見てたんだけど」

うん うん

「うちさ~リフォームしたでしょ?」

うん うん したよね~

「ボクも リフォームした?」

へっ?!

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↑現在 5才

 

「うそうそ! 自前というのはわかってるから!」

でしょ でしょ~!

「でもね~
途中でボクの顔が どんどん伸びちゃって 
どうなるんだろ~?! 
って思った記憶はあるんだけど・・・
いやぁ~あらためて見てみるとね~」

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↑生後 11ヶ月

 

「ボクのお顔が小さくななりますように・・・
私のお願いが効いてよかったね~!」

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↑ボク 1歳

↓ボク 現在
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それは かたじけない・・・

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こんにちは~ママです。
今日5月25日は パピヨン犬ボクが
我が家に来た 記念すべき日です。

運命の出会いがあり
我が家の家族になったボク。

「このまま 一緒にお帰りになりますか?」
と、お姉さんに聞かれ ハッとする。

こうなるとは思わなかったので
まだ何も準備していない。。。

「出来れば 少しでも ちゃんとお出迎えしてあげたい。
それに・・・ぼくちゃんに ちゃんと報告してからよね」
そう思ったので、翌日お迎えに来ることにしました。

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「ママばいばい~」
お姉さんに抱っこされ 私たちを見送る姿にキュん。
後ろ髪引かれるとは このことですね。。。

家に着き たっちゃんに報告。
私の病気を心配してくれていた たっちゃんも
「よかったですね」と笑顔で言ってくれました。

家族皆で近くのホームセンターへ行き
子パピちゃんのお買い物。
久々に3人が ずっと笑顔だったね。

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「ぼくちゃん・・・
もう一度 育てさせてね」

ぼくちゃんの顔が
フワ~っと柔らかな表情になった気がしました。

 昨夜に続き 眠れない夜・・・
でも今夜の眠れないは 興奮して眠れない状態。

当日 チエと共に迎えに向かった時の気持ちは
何年経っても忘れない・・・
「ありがとう」で一杯の気持ち。

 

「おかえりなさい」

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ぼくちゃんから たくさんの幸せをもらったの
だから・・・
あなたを たくさんの愛情で育てさせてね

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おはようございます~ママです。

この時間(7時30分)
まだボクは夢の中です。
本当に寝るの大好きなパピヨン犬ですね。

ボクの寝顔を見ながら
5年前の お見合いの日のこと
思い出していました。

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あの日 お約束してたのは14時。

でも私もチエも なんだかやけに早起きでしたね。
というか 眠れなかったのです。

ワンちゃんに会うドキドキ!
わくわく~と・・・
お兄ちゃん犬に対する申し訳なさ・・・
電話を頂きOKしたものの
気持ちはグルグル。。。

もう少し もう少し待てば・・・
あの子が本当に生まれ変り 再会できるかもしれない?

そんな気持ちが複雑にからみあってしまって・・・。

こんな状態で お見合いをしていいのだろうか?
そう思えてしまって。

なので私たちは話し合い、
お約束より1時間早くお店に行きました。

「あら?」
時間よりかなり早く着いた私たちに気づき
店員さんが 不思議そうに近づいてきます。

どこまで今の私たちの複雑な心境を
お伝えできるか 分りませんでしたが・・・
この2日の正直な気持ちを打ち明けました。

「私達は子犬をというより、
ぼくちゃん(亡くなってしまった子)を求めてるのかもしれません。
もう ぼくちゃんはいないのに・・・。

でも パピヨンちゃんのお顔をみたり、抱っこしたら、
うちの子にしたくなると思います。
そんな中途半端な気持ちで迎え入れていいのか・・・」

そう お話すると
「お見合いは、実際に会って触れていただき、
フィーリングや相性を感じていただくものなので
この子だ!と感じる子が現れた時に、
ご家族になっていただければと思いますが?」

「でも・・・今は一度抱きしめた子を手放す悲しみを
心と体が覚えてしまってるので・・・
この子じゃないと感じ、連れ帰れないのが罪なようで。。。
勝手なことを言ってごめんなさい」

すると ショップのお姉さんは
「ワンちゃんを本当に大事に思っていただいて嬉しいです。
きっといつか ご縁のある子が現れます!」
と言ってくださり、

「よかったら、あとで写真だけでも見てあげてください。
見せて頂いた 幼い頃のぼくちゃんに本当に似ているので」
と、封筒をいただきました。

ショップを入るときも出るときも
目を伏せワンちゃん達を見ないようにしていたので、
その子がそこにいたのかは・・・不明です。

ランチで入ったお店。
食事も終わりに近づいた時

「これで良かったのよね?」
私がチエに言う。

「そうね」
チエはそう答えると、

「写真みてみようかな?」
そう言いながら、テーブルの上に置かれている封筒に手を伸ばす。

「見てみたら?どれだけ ぼくちゃんに似てるのかしらね?」

「うんうん 写真だけならいいよね~」
そう言い封筒を開き、中に入っている写真とブリーダーさんからの書類に
目を通したチエの顔がハッとし私を見る。

「どうしたの?」

「あの子 本当に約束守ったのかも?」

チエが何を言っているのかサッパリ分からず
チエから写真と書類を受け取り見てみる。

「そんなことあるの?」

書類の生年月日らんに記されていた日付は
2009年3月27日
ぼくちゃんが虹の橋へと旅立った日でした。

私達は、もちろんショップの方に、
ぼくちゃんが亡くなったことは お話していたけども・・・
具体的に3月27日に亡くなったことは一度も話していませんでした。

チエが携帯に保管していた
ぼくちゃんの幼い頃からの写真を見ていただき、
思い出話を聞いてくださり、

「似ているワンちゃんがいたら ご連絡しましょうか?」
と言ってくださったので、
とりあえず電話番号を残してきたのでした。

私とチエの目が合い、
「行こう!」 どちらからともなく言葉にしていました。

私達が ものすごい形相で戻ってきたので
ショップのお姉さんは さぞかしビックリしたことでしょう。。。

「まだ あの子いますか?」

「はい もうすぐ お迎えが来ますので、あちらの部屋にいますが・・・」

今日のお見合いの日のため、
昨夜からショップにきていた子パピちゃんは、
キャリーの中でお迎えを待っていました。

「会わせてくだい!」

お姉さんは分けがわからずながら
子犬を連れてきてくれました。

「合図は舌チョロだったはずなのに~
こんな合図だとは思いもしなかったよ!」
チエが言いながら子パピちゃんを抱き上げます。

そう お兄ちゃんの意識が遠のく中
チエがずっと耳元で話しかけていた会話が蘇ります。

「また うちの子に産まれてくるんだよ。
ぼくちゃんだって分るように 舌チョロしてるんだよ!」

当時、舌がペコちゃんのようにチョロっと出てるのが
ぼくちゃんのチャームポイントの一つ。

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舌チョロできなかったら どうしよう?って・・・
だから わかりやすいように 同じ日にしたのになぁ。
ママとチエに見のがされそうで あせったんだからね~

ぼくちゃんの声が聞こえた気がします。

 

そんなことは ないのかもしれないけど・・・
ボクと家族にとっては 運命なのだと信じたい気持ちです。

 

 

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