怒りの輪の始まりは1ヶ月前|盲導犬刺傷

通勤中に何者かに腰付近を刺されて傷をおった盲導犬。
刺傷された盲導犬 とご主人との
知られざる物語がありました。

一ヶ月近く経ってから抗議の輪が広まった理由は・・・

8月1日付の読者からの投稿記事。
始まりは新聞の片隅の小さな記事だったそうです。

ご主人の通勤途中に傷を負った盲導犬。
その傷に最初に気づいたのは、
ご主人の職場の同僚の方。

刺された事を知ったご主人は、
どうしていいか分からず・・・
「大変な事が起きた・・・」
すぐに友人に電話したそうです。

話を聞き、駆けつけた友人の方の姿を見るや、
刺された盲導犬は尻尾をふり、
刺された右足部分をかばいながらも、
ホッとした表情で友人の方に近づいてきたそうです。

「何があったんですか?」
咄嗟にご主人に聞いた友人の問いに、

「鳴き声もあげず、何も分からなかった。
何も気づいてやれなかった。
自分が刺したも同然だ・・・」
と自分を責めるご主人。

刺された場所は盲導犬がジッとしてる場所。
エスカレーター、電車内、どちらかの可能性が高いそうです。

通勤時間帯。
周りにたくさんの人がいただろうに・・

盲導犬は無駄吠えはいけませんが、
ご主人や自身が危険な時に、
鳴くなという訓練は受けていません。

でもその子は何者かに刺された時、
とても痛く、ビックリしたでしょうに・・・
ご主人に心配をかけまいとしたのか、
いっさい声を上げることはなく、
ご主人は全く気づかなかったそうです。

「よく我慢したね・・・
でも、なぜ吠えなかかったんだ・・?」

「痛くしてゴメンね・・・
守ってやれなくてゴメンね・・・」

矛盾した感情が入り混じったと、
当時を振り返るご主人。

その場にいた方が皆、
悲しみと怒りで一杯になったそうです。

そしてその中の1人・・・ご主人と同じ職場の方が帰宅し、
その日あった話を父親に話したところ、
やはり同様に怒りと悲しみを感じた父親が
知り合いの新聞社へ電話し記事となりました。

でも投稿した当時は
「これで本当に良かったのか?」
と悩んだそうです。

それは模倣犯が出たらとの不安でした。

刺傷の盲導犬には、かつて相次ぐ嫌がらせがあり、
ご主人と耐えた過去があったそうです。

大騒ぎして、より心ない人の反感をかいたくない。
ご主人も知人の方々も、嫌がらせを助長するのではないか?
と、最初は怒りの声を上げる事をためらったそうです。

そして、そのような嫌がらせは、
その子に限らず・・・

蹴飛ばされる、唾をかけられる。
ガムをつけられる。
おでこに油性ペンでいたずら書きされるなど・・・

ご主人が見えないことをいい事に
心ない事をする人がいるという悲しい事実があるそうです。

そこで今回、神奈川県視覚障害団体が意を決して声明文を出しました。
それから3週間後に続々とメデイアに取り上げられ、
たくさんの方の目にとまり、人の心を動かすことになったそうです。

盲導犬を傷つけるということは、
そのご主人である方を傷つけているのと同じ行為です。
無防備で抵抗できない盲導犬を狙う、とても卑劣な犯罪です。

人の目となる対等なパートナー
=「アイメイト」だということは
アイメイトを傷つけたりむやみに拒否することは
単に動物愛護の問題ではありません。人権侵害です

今回広がった抗議の輪~怒りの輪が
一般社会の理解の輪として、
今後更に広がり続けることを切に願います。

遠くを見つめるパピヨン

 

そして何より
盲導犬の傷が一日も早くよくなりますように・・・
ご主人と盲導犬が受けた心の傷が
少しずつでも癒されていきますように・・・

ボクとママの願いです。

 

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読んでいただきありがとうございます。

3 thoughts on “怒りの輪の始まりは1ヶ月前|盲導犬刺傷

  1. 小夏ママ

    この話、何度聞いても涙が出ます。
    人間てなんて酷い生き物なんでしょう。他の生き物は生きるため(食べるためもですが)に闘うことはあってもいたずらに傷つけたりすることはありませんよね?
    でも、人間は反省できるはず。恥ずべきことと反省してくいあらためて

    Reply
  2. 小夏ママ

    ごめんなさい。途中で送信されちゃった…
    続きです。

    反省して悔い改めて欲しいです。
    あと、仕事中の盲導犬には触れたりしちゃいけません。そのことを周りの人も理解して、変に近づく人がいたら注意してほしいなと思います。

    ごめんなさいね、ほんとに途中で切れてしまって…

    Reply
    1. ボク

      Post author

      本当にそうですね。
      人間が生きていくために(食べるためや住宅開発など)
      たくさんの動物の犠牲があります。
      だからこそ、いたずらに傷つけたりしては絶対に駄目だと思います。
      命の尊さを知ってほしいですよね。

      盲導犬や聴導犬そのほか、人のパートナーとなり頑張ってくれてる子達を
      私を含む周りの多くの人が、もっと理解し、
      守っていける世の中にしていかなければと思います。

      今回のような悲しい出来事が2度と起こりませんように・・
      今回の犯人に限らず、今まで悪いことをした人はしっかり反省して悔い改めてほしいです。

      Reply

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