Daily Archives: 2014年7月26日

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ボクとのお散歩は大切なコミュニケーションの時間。
ボクが病気になって外に出られなかった時、そのことをより実感しました。
なので、今朝のお散歩での出来事に胸が痛み、
こうしてその気持ちを愚痴らせていただくこと許してください。

ボクの病気が分かってから3年かかったけど、
今では色々な場所に行けたり、
たくさんの人やワンちゃんからも声をかけていただいたり、
何よりボクが楽しそうに散歩を再開できたことを嬉しく思っています。

愛犬パピヨンの後姿

ボクの犬の学校の体験は、ちょっと遅い1歳を過ぎてからでした。
まずは自宅にてワンツーマンで基本のレッスン。
その後、社会性のしつけ。
パピーと違って時間はかかると言われてましたが、
徐々に少しずつ成果も出てきてママは安心してました。

そんな時、ボクが2歳になる2週間ちょっと前に東日本大震災が起きました。
ひとり家にいたボクはその時のことがキッカケでPTSDに・・。

キャリーから出てこないパピヨン

人見知りの少ない子だったのが
「いい子ね~」と手を差し伸べられるのを
極端に怖がるようになりました。

物音におびえ落ち着きがなくなり、
大好きなお散歩に行くのも嫌がるようになりました。

まだ他にも色々な症状が次から次に出てきて・・
しつけ教室どこではなくなり、事情を話し中断し、
心のケアーを優先することになりました。

駆け寄ってくる愛犬パピヨン

 

色々な方の理解や協力もあり、
今ではお散歩を楽しめるボクがいます。
それがママや家族にとっては本当に嬉しいことです。

相性が良かったり、顔見知りになったワンちゃんや飼い主さんとは
挨拶をしたり、穏やかにすれ違ったり、ママがお話してる間も黙って待ってられます。

でもまだビクビク病が完全に良くなっているのではないですし、
社会性のしつけも中断してしまったので・・・
どのワンちゃんとも仲良くできるわけではありません。
初めての子だったり、先に吠えられてしまうと、警戒心が強くなるようです。

写真 3 (2)

ボクは見た目がひょうきんなのか?そうだとしたら嬉しいのですが・・
お散歩のときにワンちゃん連れの方に声をかけていただく事が多いです。

中には遊ばせてくれる方も多く・・
さらっとワンちゃん同士を近づけ反応を見ながらとか、
会うたびに徐々に近づけてくれたりとか、

ボクが上手に挨拶できず、
咄嗟に「すみません!」と謝ると、

「なに言ってるの~いいんだよ。
こうして覚えていくんだから~」

そんなワンにも人にも心の広い飼い主さんは、
ママとボクには心強い存在です。

でも中には・・・
ボクがワン好きで慣れてるように見えるのか?
「うちの子怖がりで~お友達いないので遊んでください~」
と、自分のワンちゃんと遊ばせる気マンマンで
道の途中で待ってらっしゃる方もいて・・

嬉しいのですが、ボクもママもまだ未熟なので、
最初は吠えなかったボクも、
いきなり吠えられてビビッてしまい。。。
「ワン!」と吠え返したら、小さなその子もビックリしたようで、
「あら~怖いね~」と言われてしまったこともありました。

それからは、
「これはヤバイかな?」とママは思うと、
挨拶だけして方向転換してしまったり、
リードを短く持ち、挨拶しながら足早に通り過ぎるように(^-^;)

でもボクに気づき待ってて下さったり、近づいて来られる場合、
やはり無下にするようで悪いな~と思ってしまうのと・・
ボクにとって慣れも必要だと自覚もしてるのです。

愛犬パピヨンが前方右を見る姿

でも今朝のことは今までの中でも
ショックなことでした・・・

散歩も半ばすぎ、朝とはいえ暑いのでボクもヘトヘト。。
そろそろ帰ろうとしてた時に、反対方向にワンちゃんみっけ!

狭い道だったし、犬種的にボクとの相性も??だったので、
思わずUターン。

すると後ろから走り寄る音が聞こえてきて振り向くと、
「うちの子が気になって仕方ないようなので~」と満面の笑み。

そんな風に言ってくださるのは本当に嬉しいです。
ボクにお友達できたら嬉しいな~と思うのもあります。

なのでボクを少し近づけました。
でもボクは始めての子なので反応が悪くて。。

「この子ワンちゃんに慣れてないので~」
と私が言うと、
「うちの子はワンちゃん大好きだから~大丈夫よ!」

ワンちゃんに慣れてる子なら大丈夫かな?
そう思い、ボクのリードをまたちょっと緩め、
ボクがソロソロ~鼻を近づけたのですが・・

ボクのびくびくが伝染しちゃったかな?
その子がキャンキャン鳴きだしちゃって、
つられてボクも鳴き出して・・

2ワンズとも、ちょっと興奮状態になったので、
「ごめんね~また遊んでね~」と立ち去ろうとしました。

すると次の瞬間、その飼い主の方が
「大丈夫よ~パニックになっちゃたのよね~。
良い子ね~良い子ね~」と言いながら、
いきなりボクの鼻に手を、それも上から置いたのです。

「ヤバイ!」と私が思った瞬間、
ボクはちょっとパニックになり私に抱きついてきたので、
その時ボクの前か後ろかの足が当たったようで、
咄嗟だったので痛かったんだと思いますが、
「痛い~いたい~」と叫ばれてしまいました。

「すみません。大丈夫ですか?」と謝ると、

「人間にも慣れてないんですね~」
と結構キツク言われちゃいました。

そう色々なことがあって
今はまだリハビリ中?です。
皆のように上手にできないこともまだ沢山あります。

でもあれから、できることも増えました。
ボクのこと見守ってくれる方やお友達もできました。

だから少しずつ少しずつ・・出来ることを1つずつ増やしていこうと思っています。

 

「ごめんね~ボク」

ママなんで ごめんね~?

見つめる愛犬パピヨン

 

あの時ママ、飼い主さんに謝るまえに、
「この子臆病なので、手を出さないでください」
と言える勇気がなかったから・・
だからボクちゃんに・・ごめんね。

その都度、会った方にボクのこと説明するのは難しいけど、
ボクちゃんの大事なことはちゃんとお話して、
ボクちゃんにお友達ができたり、楽しくお散歩できたら
ママ嬉しいなぁ~。

それにしても・・・
「いきなり人のうちの子を触らないでよ~!!!」
はぁ~スッキリした(^-^)

聞いて下さりありがとうございます!

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