デング熱が世間を騒がせ、
ボクのお散歩も気がかりなママにとって、
またまたショックな事が・・・。
それはSFTSウィルスという
マダニの媒介による感染症です(>_<)
昨日、何気なくテレビを見ていると、
致死率3割というウィルスが西日本から拡がっているという話にビックリ。
感染者は現在のところ96人判明し、
そのうち30人の方が亡くなっているそうで、
この病気には特効薬がないそうです。
数年くらい前からマダニによる
SFTSウィルス感染の被害は、
テレビなどで報道されてましたが、
実際にはどんな症状が出るの?
予防はできるのかな?
など、よく知らないママでした。
今回はデング熱のこともあるので、
マダニについても、ちょっと調べてみましたので、
良かったらご参考ください。
マダニは、人にだけ付着するわけではなく、
犬にも付着して寄生します。
犬から人へ寄生する場合もあるので、
犬を室内で飼っている方は、特に注意が必要です。
マダニは、草むらなど自然の多いところなら、
どこにでも潜んでいる吸血性の大型ダニ類です。
西日本での発生が多いですが、
ほかの地域でもウィルス保有のマダニも確認されていますので
注意が必要ですね。
ワン達が外での散歩のときに、草むらに顔突っ込んだりしますよね?
そのようなときに付着し、寄生するそうです。
マダニが犬や人に引き起こす病気と症状
マダニが直接的に寄生する事により起きる症状は
- 貧血:マダニから大量に寄生・吸血されると貧血を引き起こします。
- アレルギー性皮膚炎:マダニの唾液がアレルゲンとなり、強いかゆみを引き起こします。
マダニが媒介することによって起きる病気は
- 日本紅斑熱:犬は無症状。人は頭痛、発熱、倦怠感
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTSウイルス);犬は感染は未確認。人は感染すると危険。
- バベシア症:犬は貧血、発熱、黄疸、症状が重い場合は死亡するこどあります。
人は発熱、貧血 - ライム病:犬は発熱、食欲不振、全身性痙攣、関節炎。
人は発熱、関節痛など。放置すると、心膜炎や顔面神経麻痺などが起こることも。 - Q熱:犬の場合、感染してもほとんどが無症状で気づかないことが多々あります。
ただ、メス犬では、ごくまれに流産や死産といった症状が認められます。
人はインフルエンザに似た高熱や呼吸器症状、肺炎など。 - エールリヒア症:犬は急性の場合は発熱、鼻汁、流涙、食欲不振、元気消失、貧血など。
人は発熱、頭痛、関節痛、倦怠感、呼吸困難など。放置すると、命に関わることもあります。
これらは犬も人も感染する人畜共通感感症ですが
日本紅斑熱は犬に
犬の場合、このような感染症にかかると、
発熱・貧血・食欲不振・元気消失などの症状になります。
特に危険なのはバベシア症で、症状が重い場合は、死に至る危険な感染症です。
人間にとって危険なのは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。
マダニに咬まれてから6日から2週間程度の潜伏期間を経て、
主に原因不明の発熱,消化器症状(食欲低下,嘔気,嘔吐,下痢,腹痛)が出現します。
時に頭痛,筋肉痛,神経症状,リンパ節腫脹,呼吸器症状,出血症状(紫斑,下血)
などを引き起こします。
致死率は10%〜30%程度とされています。
重症熱性血小板減少症候群は犬に感染するかは
まだ確認されていないようです。
予防対策
ワンコは駆除薬が有効です。
動物病院で処方してもらうか、信頼性の高い「動物用医薬品」を利用してください。
フロントラインは、投与後48時間以内にマダニをほとんど駆除し、
さらに効果は約1カ月間持続します。
マダニがつくことを予防する薬ではなく、
ついたマダニを48時間以内に駆除する薬です。
なので虫よけスプレーや防虫犬服などと併用するといいかもしれません。
人は駆除薬が使えませんので、草むらに入る時等は
小まめに虫よけスプレーを使うなどします。
また、ズボンや長そでなど皮膚が隠れる物を着て歩きましょう。
洋服を着る事によってマダニの接触を防げる範囲が広がりますので
犬も洋服を着る事はダニ付着の予防になります。
そして、散歩から帰ってきたら、
ブラッシングを習慣にしてマダニが付着していないかチェックしましょう。
もし刺されたら?
もし、犬にマダニがついていたら、
手で払ったり、無理やり取るのはやめた方がよいです。
無理に引っ張ってしまうと、
マダニの口の部分が皮膚内に残り、化膿などの原因になるからです。
取るときは、専用のピンセットで、口元からゆっくり丁寧に取るか、
動物病院でお願いしましょ う。
ダニが付着してからも48時間以内に駆除出来れば多くの感染症は感染しません。
そのため駆除薬はマダニがついても48時間以内に駆除できるように出来ています。
デング熱同様、過度な心配は不要だと思いますが、
犬と一緒に生活していると、マダニに感染する機会が多いという認識を持ち、
できることは予防して、ワンコ共々元気で楽しい毎日を送りたいですよね~(^-^)
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20年ほど前、先代パピヨン犬がノダニ(人には寄生しません)
に刺されてしまい大変でした(T-T)
やけに目を掻くな~と思っていて・・・
抜け毛を取るのに絨毯をコロコロしたら・・・
ぎゃあ~(@@;) ゴマの大きいものが一杯。。。
すぐさま動物病院へ行き治療していただきましたが、
全身あちこち噛まれていて、とても痒かったと思います(T-T)
ブラッシングの時に気づいてあげれず、
ごめんね~とずっと思ってました。